日下尚選手のプロフィール
- 名前: 日下 尚（くさか なお）
- 生年月日: 2000年11月28日
- 出身地: 香川県高松市
- 身長: 172cm
- 所属: 三恵海運株式会社
- 階級: レスリング・グレコローマンスタイル77kg級
- 主な実績:
2024年 パリオリンピック 金メダル（77kg級）
2023年 世界選手権 銅メダル（77kg級）
2024年 アジア選手権 金メダル（77kg級）
2022年 U-23世界選手権 銅メダル（77kg級） - 異名: 相撲レスラー
- 名の由来: シドニーオリンピック女子マラソン金メダリスト高橋尚子にちなんで命名
- 学歴: 高松北高校、日体大卒
- SNS: Instagram / X
日下尚選手は、日本のレスリング界で注目を集める選手です。2000年に香川県高松市で生まれ、幼少期からレスリングを始めた彼は、その後も相撲との二刀流で鍛えた技術を活かし、国内外で数々のタイトルを獲得してきました。
日下尚選手の栄光への歩み
日下尚選手は、3歳のときに地元の高松クラブでレスリングを始めました。その後、中学時代にはレスリングに加えて相撲にも取り組み、全国大会に出場するほどの実力を身につけました。相撲で培った四股やすり足の技術は、現在も彼のレスリングスタイルに大きな影響を与えています。これにより「相撲レスラー」という異名を持つようになりました。
高校時代には、JOCジュニアオリンピックカップで優勝し、その後も全日本選抜選手権や全日本選手権で輝かしい成績を収めました。日体大への進学後も、全日本学生選手権や全日本大学グレコローマン選手権で優勝を重ね、国内トップクラスの選手としてその名を広めました。
国際大会での飛躍とパリオリンピックでの成功
彼の実力は国内にとどまらず、国際大会でも発揮されました。2022年のU-23世界選手権で銅メダルを獲得したのを皮切りに、2023年の世界選手権では銅メダルを獲得し、2024年のパリオリンピックへの出場権を手にしました。そして、2024年8月に開催されたパリオリンピックでは、77kg級の決勝戦でカザフスタンのデメウ・ジャドラエフに勝利し、金メダルを獲得しました。これは、香川県出身者として初のオリンピック個人種目での金メダルであり、日本レスリング界にとっても大きな快挙となりました。
日下尚選手の主な戦績
- 2017年: JOC杯カデットの部 優勝（76kg級）
- 2017年: 全国高校生グレコローマン選手権 2位（74kg級）
- 2018年: 全国高校生グレコローマン選手権 優勝（71kg級）
- 2019年: 全日本選抜選手権 優勝（77kg級）
- 2019年: 全日本学生選手権 3位（77kg級）
- 2019年: U-23世界選手権 5位（77kg級）
- 2022年: U-23世界選手権 3位（77kg級）
- 2023年: 世界選手権 3位（77kg級）
- 2024年: アジア選手権 優勝（77kg級）
- 2024年: パリオリンピック 優勝（77kg級）
これらの戦績は、日下尚選手が如何にして日本レスリング界をリードする存在になったのかを物語っています。彼のこれからの活躍にも、大いに期待が寄せられています。
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