ドンマイ川端（川端龍）さん：柔道家から多才なYouTuberへ

基本情報
柔道家としての経歴
YouTuberとしての活動
1. YouTubeチャンネル開設:
2. 柔道の普及活動:
プライベートとメディア出演
1. テレビ出演と指導者活動:
2. 母親との再会:
格闘技への挑戦
1. BREAKING DOWNへの参加:
戦績
1. 柔道:
2. アマチュア総合格闘技:
将来の展望

基本情報

名前: 川端龍（かわばたりょう）
ニックネーム: ドンマイ川端
生年月日: 1989年11月29日
出身: 大阪府豊中市
身長: 166cm
階級: 60kg級
段位: 二段
血液型: B型
得意技: 足技と低い韓国背負い投げ

川端龍さんは、大阪府豊中市出身の柔道家であり、現在はYouTuberとしても活動しています。彼は5歳の時に柔道を始め、60kg級の選手として数々の大会で活躍してきました。彼の得意技である足技と低い韓国背負い投げは、試合での勝利に大きく貢献しています。

柔道家としての経歴

幼少期から高校時代まで:

川端龍さんは5歳の時に柔道を始めました。柔道を始めたきっかけは、父親の勧めによるもので、彼はすぐにこのスポーツに魅了されました。大阪の豊中十七中学を卒業後、広島県の近大福山高校に進学。高校2年生の時には、インターハイ60kg級で3位に入賞し、全国大会でその実力を示しました。彼はこの頃から足技と低い韓国背負い投げを得意技とし、試合での多くの勝利を収めました。

大学時代:

高校卒業後、国士舘大学に進学しました。大学2年生の時には、学生体重別選手権で日体大の山本浩史を破り、見事に優勝を果たしました。この優勝は彼の柔道キャリアにおける重要なマイルストーンとなりました。4年生の時には講道館杯で優勝し、その際のインタビューで「顔がベスト16みたいな顔なんで、柔道だけは何としても優勝したかったです」とユーモアたっぷりに語り、観客の笑いを誘いました。また、グランドスラム・東京では決勝まで進みましたが、惜しくも山本に敗れ2位となりました。

プロとしての活躍:

2012年には了徳寺学園の職員として就職しました。2013年の全日本選抜柔道体重別選手権大会では、準決勝で世界ランキング1位の髙藤直寿を巴投で破り、決勝でも同僚の石川裕紀を有効で下して優勝を果たしました。この優勝は彼にとって大きな達成感をもたらし、プロ柔道家としての地位を確固たるものにしました。2014年にはヨーロッパオープン・オーバーヴァルトで優勝し、その後センコーに所属を移しました。2018年には実業団体3部で2位に輝きました。

YouTuberとしての活動

YouTubeチャンネル開設:

2019年11月29日、川端さんはYouTubeチャンネル「ドンマイ川端」を開設しました。同日に公開した動画で、前年にセンコーを退社しフリーとなったことを発表しました。彼のチャンネルでは、篠原信一、野村忠宏、鈴木桂治、秋本啓之、大野将平、ウルフ・アロンなど、オリンピックや世界大会の優勝者とコラボレーションした動画を配信しています。

柔道の普及活動:

川端さんのYouTubeチャンネルは、柔道の技術や魅力を広く伝えるための重要なツールとなっています。彼はさまざまな柔道家との対談や技術解説、突撃企画など、多岐にわたるコンテンツを提供しています。特に、篠原信一や野村忠宏といった著名な柔道家とのコラボレーション動画は高い人気を誇り、柔道ファンだけでなく、一般の視聴者にも柔道の魅力を伝えています。

プライベートとメディア出演

テレビ出演と指導者活動:

川端さんはYouTube活動の他にも、テレビ出演や柔道の指導にも力を入れています。彼の明るく親しみやすいキャラクターは、バラエティ番組やトークショーでも人気を集めています。2020年4月からは摂南大学柔道部の外部コーチとして、横山喬之監督をサポートし、若手選手たちの指導に当たっています。彼の指導は若手選手たちから高い評価を受けており、チームの強化に大いに貢献しています。

母親との再会:

2020年3月13日にYouTubeにアップロードした動画で、母親を探していることを明かしました。30年前に離れ離れになった母親を探し続け、2021年2月28日に放送されたフジテレビの「ジャンクSPORTS」で、ついに母親と再会を果たしました。この感動的なエピソードは多くの視聴者の涙を誘い、川端さんの人間味あふれる一面を強く印象付けました。

格闘技への挑戦

BREAKING DOWNへの参加:

2023年5月21日、総合格闘家の朝倉未来が主催する「BREAKING DOWN」に出場しました。総合格闘技ルールでヒロヤと対戦し、延長戦の末、判定負けを喫しました。この挑戦は、川端さんの挑戦心と多様な活動の一環を象徴しています。柔道だけでなく、他の格闘技にも果敢に挑戦する姿勢は、多くのファンにインスピレーションを与えました。