パリパラリンピック2024に挑む日本柔道代表選手たち

2024年のパリパラリンピックに向けて、日本柔道代表チームが精力的に準備を進めています。今回は、出場する選手たちのプロフィールとこれまでの戦績を皆さんにご紹介したいと思います。彼らの努力と情熱がどのように実を結ぶのか、ぜひ最後までお読みいただき、応援の気持ちを持っていただけたら嬉しいです。

小川 和紗(女子/J2 -70kg級)

まずは、小川和紗選手をご紹介します。彼女は1997年2月16日生まれの千葉県市原市出身。身長は151cmで、70kg級に出場しています。得意技は背負投。視力は左右ともに0.01程度しかなく、先天性視神経膠腫を患っています。

小学生時代には陸上競技に取り組んでいた小川選手ですが、中学1年生の時に柔道に出会いました。当初は健常者と一緒に柔道をしていましたが、高校2年生で視力の低下が進み、盲学校へ転校することに。その後、一時的に柔道から離れることになりましたが、卒業間際に教師から視覚障害者柔道を勧められ、再び柔道の道へ戻ることを決意しました。

専門学校ではあん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得し、現在はオー・エル・エムに所属しています。小柄ながらも背負投を武器に数々の大会で好成績を収め、2021年の東京パラリンピックでは銅メダルを獲得しました。今後の彼女の活躍にも大いに期待しています!

加藤 裕司(男子/J1 -73kg級)

続いて、加藤裕司選手です。1978年8月23日生まれの埼玉県出身。伊藤忠丸紅鉄鋼に所属しており、J1クラスの73kg級で活躍しています。

加藤選手は、豊富な国際経験と実績を誇るベテラン柔道家。2004年のアテネパラリンピックでは男子81kg級で銀メダルを獲得し、その実力を証明しました。また、2012年のロンドンパラリンピックにも出場しています。2024年のパリパラリンピックでは、さらなる高みを目指して挑戦します。

瀬戸 勇次郎(男子/J2 -73kg級)

瀬戸勇次郎選手は、2000年1月27日生まれの福岡県糸島市出身。身長169cm、体重66kgの彼は、福岡教育大学に所属しており、J2クラスの73kg級で活躍しています。

瀬戸選手は、4歳の時に兄に誘われて柔道を始めました。高校時代には修猷館高校で活躍し、大学進学後は全日本視覚障害者柔道大会で2連覇を達成するなど、目覚ましい成績を収めています。2020年の東京パラリンピックでは銅メダルを獲得し、今後の成長が大いに期待される選手です。

土屋 美奈子(女子/J1 -70kg級)

土屋美奈子選手は、1990年1月5日生まれの静岡県伊豆市出身。現在はシンプレクス・ホールディングスに所属し、J1クラスの70kg級で活躍しています。

2008年の北京パラリンピックでは女子52kg級で5位、2021年の東京パラリンピックでは女子70kg超級で7位に入賞しました。2023年にはアジアパラ競技大会で2位を獲得し、今後の活躍がますます期待される選手です。

半谷 静香(女子/J1 -48kg級)

福島県出身の半谷静香選手は、1989年5月17日生まれ。現在は三井住友海上火災保険に所属し、J1クラスの48kg級で活躍しています。

半谷選手は、これまでに3度のパラリンピックに出場し、2023年にはバーミンガムIBSAワールドゲームズと杭州アジアパラ競技大会で優勝を果たしました。その強さは、試合終盤まで体力を維持し、粘り強さを発揮する点にあります。パリパラリンピックでのさらなる活躍が楽しみです。

廣瀬 順子(女子/J2 -57kg級)

最後にご紹介するのは、廣瀬順子選手です。1992年3月15日生まれの山口県出身で、現在は山口銀行に所属しています。J2クラスの57kg級で活躍しており、2016年のリオデジャネイロパラリンピックで5位、2021年の東京パラリンピックでは7位に入賞しました。

2023年には、バーミンガムIBSAワールドゲームズと杭州アジアパラ競技大会で3位に輝き、その実力を証明しました。戦術的な柔道スタイルと冷静な試合運びで、パリパラリンピックでもメダル獲得が期待されています。

終わりに

パリパラリンピック2024に挑む日本の柔道代表選手たち。それぞれが過去の大会で得た経験と実力を最大限に発揮し、世界の舞台で輝きを放つことでしょう。彼らの熱い戦いを、日本から力強く応援しましょう!


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